今日のよろず話
【暑熱順化(しょねつじゅんか)について】
2022-04-18
体が暑さに慣れることを言います。
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて暑さに強くなります。
暑熱順化ができない状態で暑い日が来ると熱中症になります。
そのため、真夏よりも5月の暑い日、梅雨の晴れ間、梅雨明けが
熱中症の発症がとても多くなります。
対策として暑くなる前に、夏モードに体づくり(暑熱順化)をしておく
ことが大事です。
春頃の汗には塩分が多く含まれて、ベトッとしています。
暑熱順化ができた汗は、塩分が少なく、ナトリウムの排出も抑えられサラッと
しています。
運動をして汗をかく。お風呂にゆっくり入る等が有効です。
暑熱順化には数日から2週間程度かかるといわれています。
汗をかく機会が少ない生活をしている我々は、5月のゴールデンウィークに
意識して汗をかいて、夏モードの体づくりをする事を強くおすすめします。
