本文へ移動
信建総合設備株式会社
〒370-0042
群馬県高崎市貝沢町625番地
TEL.027-362-8230
FAX.027-363-4406

●管工事(空調設備・クリーンルーム・給排水設備)の設計・監理及び請負
●建築工事の設計・監理及び請負
●電気工事の設計・監理及び請負
●化学製品の販売
●その他、上記に付帯する事業及びこれらに関連する一切の業務
0
4
2
2
3
8

今日のよろず話

今日のよろず話

【エアコンの仕組み その1】

2022-03-10
なぜ、夏エアコンで部屋を涼しくできるのか?
なぜ、冬エアコンで部屋を暖かくできるのか?
わかりやすく説明できる人は少ないと思います。
チャレンジしてみます。

《活用している基本原理》

1.熱(温度)は高い所から低い所に移る(運ばれる)。
  例えば、20℃の室内に5℃のビールの入ったグラスをおけば、ビールは10℃くらいに
  ぬるくなってしまいます。
  また、冬、外気が0℃でも、それよりも低い-20℃のアイスクリームを持っていけば、
  0℃の熱がアイスクリームに移り、アイスクリームは溶けてしまいます。


2.打ち水の原理
  夏、ひしゃくで地面に水を撒けば、蒸発する時周囲から熱を奪っていくらか涼しくなります。
  「気化熱」といい、蒸発するとき熱を奪っていきます。
  エアコンに使われている「冷媒」にも、この「気化熱(蒸発熱)」が関係しています。


3.空気の熱を運ぶ「冷媒」
  エアコンの室内機と室外機をつなぐパイプの中では、「冷媒」と呼ばれるガスがぐるぐる回っています。
  冷媒の役割は、空気の中にある「熱」を運ぶことです。
  冷媒として使われているフロンは常温では気体ですが、圧力をかけると液体になり、圧力を下げるとまた
  気体に戻ります。
  「冷媒」にも「気化熱(蒸発熱)」の原理が働きます。
  暖房時には、室外機で「液体→気体」となって外の空気の熱をもらいます。熱をもらった冷媒
  は、室内機に移動して「気体→液体」となって熱を部屋の中に送ります。
  冷房時には、その逆の動きをしています。冷房時、外にある室外機から熱い空気が出ていますが、それは
  もともと、部屋にあった熱なのです。
TOPへ戻る